術前抗がん剤から左胸の全摘へ
最終的に「手術前に抗がん剤を投与したほうがよい」という医師の判断により、まずは半年間の術前抗がん剤治療をおこないました。副作用で髪の毛が抜け落ちたときは大きなショックでしたが、あるときふと、髪のない自分の姿に不思議な愛しさも感じたのです。続いて、左胸の全摘手術を受け、放射線治療やホルモン治療、分子標的薬の投与なども段階的に実施。現在もホルモン治療は継続中です。
こうして左胸を失った今、もしもっと早く受診していたら部分切除で済んだのかもしれない、と考えることがあります。しかし、後悔ばかりしていても前には進めません。寛解(病気の症状が軽減または消失した状態)まではまだ時間がかかりそうですが、めげずに治療を続けながら、これからも日々を大切に過ごそうと思っています。
まとめ
乳がんと告げられたあの日から、術前抗がん剤や手術、放射線治療、ホルモン治療など長い道のりを歩んできました。平坦ではありませんが、前向きな気持ちを失わず乗り越えることで、今の私があります。少しでも多くの方に、この体験が届けばうれしいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。
著者:土々呂まり/30代女性・会社員
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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