やってきた義母の友人たち
約束の12時半、義母と3人の友人たちがやって来ました。義母は「突然ごめんなさいね。じゃ、上がらせてもらいます。あなたたちもほら」と言い、友人たちも「お邪魔しまーす」「ま~、大きくなって」などと言いながら次々に家に上がりました。夫に「どういうこと?」と聞くと、「さっぱりわからない……。でも、あのおばちゃんたちは母さんの学生時代の友人だよ」と言います。一応予告がされていたとはいえ、私は強引な義母にイライラを抑えきれず、思わずため息が出ました。
居間につくと、義母たちは持参した紙袋からオードブルの大皿やおかずの入ったタッパーを広げています。「まさかここで宴会!?」と思っていたら、義母は私にも着席を促します。事態が飲み込めないまま夫と並んで座り、私たちはテーブルに並べられた料理を見てぽかんとしてしまいました。
すると、義母と友人たちはクラッカーを取り出し、いきなりパンと鳴らしたのです。「結婚おめでと~!!」と拍手喝采です。ご祝儀袋に入った祝い金までくれました。とりあえず感謝を述べましたが、戸惑いが膨らみます。なぜ前々から言ってくれなかったのかと不思議に思いました。夫もそう感じたようで「母さんもおばちゃんたちもありがとう。でも、あらかじめ言っておいてくれよ……」とうんざり顔です。
義母と友人たちの思い
実は夫は幼いころから義母の友人たちにかわいがられており、「結婚式に招待して」と言われていたらしいのです。しかし、実際に義母の友人たちまで招待することはできませんでした。そのことが、義母や友人たちはよほど心残りだったようです。せめてなんとかして2人をお祝いしたい、と考えた義母の友人たちは、義母と結託してサプライズ訪問を思いついたとのこと。こちらの都合はお構いなしですが、悪気がないことはわかりました。
義母の友人たちは「結婚式、見たかったわよ~」「大勢来れるところでやればよかったのに」と言いました。夫は「ごめんね~。妻の希望が一番だからさ」と答えました。義母の友人が「ま~、お嫁さん思いね。おばちゃんたちのことも考えてほしかったわ」と冗談を言いました。私は内心「だからと言って強引に来ないで……」と感じていましたが、お祝いしてくださる気持ちを大切にしようと、心を切り替えることにしました。
夕方になり、義母と友人たちも帰宅時間に。帰り際、義母は私たちに「来週は、いとことおばさんも来るから~」と言い残して楽しそうに帰っていきました。ぱたんと閉じたドアの前で、私は夫と目を合わせて頭を抱えることに……。
まとめ
義母には夫から、あらかじめ人を連れてきてもいいか聞いてほしいこと、当日の連絡だと対応できないこともあるのでやめてほしいことを伝えてもらいました。しかし、義母は「え~!? 私ならお祝いしてもらえるときは突然でもうれしいわ~」と言い、わかってもらえなかったそうです。
義母は悪人ではないのですが、悪気なく自分の意見を押し通すタイプ。夫と話し合い、対応できるときは対応し、できないときは素直に断ろうと決めました。初めは自己中心的な義母にイライラすることもありましたが、「対応できないときは断る」と決めてからは、ラクにつき合えるようになっています。
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マンガ/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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