10カ月後…
こうして、義母がわが家に身を寄せてから10カ月後が経過。連絡の途絶えていた義姉から電話がかかってきました。
「聞いたわよ~? あんた妊娠したんだって? 長男嫁の私より先に妊娠するなんて、生意気! ただあんたたちって、賃貸マンション暮らしよね? 大人3人でも狭いのに、これからもっと狭くなるわね~」
私は軽やかな声で答えました。「ご心配なく。今、庭付き3階建てのマイホームを建設中ですから。お義母さんが出資してくれました」
「はぁ? どこにそんな金が? 家探ししたけど、隠し財産なんてなかった。遺産も全部長男にゆずらせたはずよ!」と叫ぶ義姉を制して、私は説明をしてあげました。
義母が、2人の言動から目的を見抜いて、他に財産を確保し、義父の財産と家屋を明け渡すことでカモフラージュしていた、ということを。
こうして義兄夫婦には、古くてメンテナンスに高額の費用がかかる古い家をゆずり、私たちは新築のステキな二世帯住宅を建ててくれたというわけです。
その後……。もくろみが外れた義姉は悔しさで歯ぎしり。義兄は怒りを義姉に向けているようで、毎日喧嘩ばかりだとか。一方の私たちは、子どもも生まれて三世代でにぎやかな毎日を送っています。
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周囲の見越した通り、やはり家狙いだった義兄夫婦。隠し財産をしっかり確保していた義母に拍手ですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








