資料が届いた先は…
「そ、そんなはずないですよ!」
どうやら、A子がメールで送ったはずの資料がCグループに届いていないとのこと。メール画面を開いて説明しようとしたA子ですが、社長は「このアカウントとアドレスは偽物です」とひと言。
実はこの社長はSNSで有名人。なりすましアカウントが多数あったのです。もちろん私は、A子にそのことを注意するよう散々伝えていましたが、A子はまったく聞いていなかったのです。
社長は、「わが社の情報が載った資料を第三者に送ったということですか? 外部に社内情報を漏らすだなんて、大問題ですよ?」と怒り心頭。A子のことが信用できないからと、取引も中止になりました。
その後……。A子は大手の契約を失った父親の社長から厳しく叱責され、社内での態度も厳しくチェックされるようになったのだとか。
私はといえば。不当解雇で担当を外れることになったとCグループの社長に伝えたところ、なんとヘッドハンティングを受けました。以前から見染めていてくれていたようで、かなりの好待遇で転職がかないました。
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一生懸命指導しようとしても、自分が社長令嬢だからと聞く耳を持たなかった新人A子。社会人として、上司からの指導やアドバイスは素直に聞く必要がありますよね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








