社長のまさかの変装で大逆転
後日、僕の前に現れたのは、いつも厳しい女性社長。でも、その正体はなんと、あの夜に僕が缶コーヒーを差し入れた清掃員さんでした。実は社長は、普段から社内の実態を知るため、清掃員に変装して見回りをしていたのです。
僕がそのことに気付いた夜、社長から「最近、夜遅くに好き放題している社員たちの証拠をつかみたい」と相談され、2人で清掃員に扮(ふん)して社内の様子を調査する“作戦”を立てることになりました。こうして僕たちは、問題社員たちの“サボり”や“押し付け”の現場をしっかり録音・撮影することにしたのです
彼らは「休憩室のコーヒー飲み放題じゃん? だからさっきまで飲みながらくっちゃべってたわけ!」と堂々と語り、ついに現行犯でアウト。
社長の「みんな相応の処分を下すから覚悟しててね♡」のひと言に、問題社員たちは真っ青になって正座。僕も「先輩の仕事を押し付けられて残業してました」と堂々と告白できました。
やさしさが自分自身と職場を変えた
僕のさりげないやさしさや勇気は、社長の心にも響いたみたいです。「一緒に話していると楽しい」「これからも一緒にいられたらなって思って」と言ってくれた社長と、今では恋人同士。
問題社員たちは処分され、職場もすっきり。僕自身も「人のために動く」ことの意味を実感できました。
まとめ
ほんの小さな勇気ややさしさが、思いがけず大きな変化を呼び込むこともあるんですね。理不尽な空気に押しつぶされそうなときこそ、誰かのために動いてみると、案外世界は変わるのかもしれません。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








