
私たちは東京で出会って結婚した夫婦で、お互いの実家は九州と四国です。これは結婚した翌年、初めて九州の義実家でお正月を迎えたときの話です。夫の実家は昔ながらの農家で、家の敷地には部屋が10個もある大きな家と離れ、そして倉庫に蔵まであります。
両家の顔合わせや結婚式は東京でおこなったので、結婚当初は夫の実家を一度も訪れたことがありませんでした。実家が昔ながらの日本家屋だという話を聞いていた私は、「お正月を実家で過ごさないか」と夫から誘われたとき、「いいね」と二つ返事。どのくらい大きな家なのかしら、と楽しみにしていたのです。
ある日、友人と正月の過ごし方を話していたとき、「私は夫の実家に初めて行って正月を過ごすの」と伝えると、友人は青ざめた顔に。「親戚の人数を数えて、お土産が足りるようちゃんと準備して行きなよ」とアドバイスをくれました。友人の義実家は親戚が多く、お土産が足りずに、気まずい思いをしたことがあったそうです。
私の実家は付き合いのある親戚が少ないため「そんなことあるんだ」と驚いてしまいました。友人から「事前に夫に親戚の数を確認したらいいよ」と教えてもらい、その晩、早速夫に相談することに。







