
大学生のころ、私は長期休暇になると、1カ月以上実家に帰省することがよくありました。ある年の夏休み、帰省を終えて関東地方の自宅に戻ってきたときのことです。
★関連記事:「悪臭が止まらない!」寝室に漂う下水臭…徹底調査で判明した原因はまさかの【体験談】
帰省後に悲劇が…
玄関のドアを開けた瞬間、ムワッとした湿った夏の空気とともに、鼻を突き刺すような強烈な刺激臭が一気に押し寄せてきました。まさに「うっ」と息が詰まるほどの異臭。私は普段から、防犯のために換気は控え、戸締りを徹底していました。そのせいもあり、密閉された室内はまるで悪臭の温室状態。何のにおいか見当もつかず、恐る恐る部屋の奥を探っていきました。
そのにおいの発生源は……冷蔵庫の中でした。思い出したのは、帰省前夜のこと。「ああ、あの鶏肉…!」。私はその晩、スーパーで安売りされていた鶏肉を買って、料理しようと冷蔵庫に入れていたのです。しかし、急きょ帰省が決まり、そのまま置いてきてしまっていたのでした。
耐えられない異臭に
冷蔵庫を開けた瞬間、鼻の奥に突き刺さるようなアンモニア臭が部屋中に充満し、後悔の念とともに軽くめまいを覚えました。中を見る勇気はなかったものの、放っておくわけにはいかず、すぐに近くのスーパーで強力そうな洗剤を何種類も購入。マスクで完全防備をし、窓も換気扇も全開にして掃除を始めました。
冷蔵庫の中身はすべて処分し、庫内は買ってきた洗剤で徹底的に清掃。部屋中に染みついたにおいを消すため、消臭剤の強力タイプを1本丸々使い切りました。








