出血したらすぐに受診したほうがいい?

歯ぐきから出血したからといって重症とは限りません。歯周病には段階があり、歯肉炎から軽度の歯周病、重度の歯周病へと進行していきます。
歯肉炎は歯周病の初期段階で、細菌感染が歯ぐきの外側だけの状態です。痛みや腫れも軽度です。歯肉炎であれば自宅での正しいブラッシングケアで改善することもあります。
歯周病は、細菌感染が歯周ポケットまで進行している状態です。歯ぐきからの出血以外にも腫れや痛みが現れたら早めに受診しましょう。軽度であれば歯科医院によるブラッシング指導、クリーニングなどで改善されることも多いです。ただ、重度になると歯槽骨から膿が出て歯を抜くしかないというところまで悪化することもあります。
受診するとどんな治療を受けられる?

まずはX線検査や歯周ポケットの検査をして歯周病かどうか、歯周病がどこまで進行しているかを調べます。軽度の場合は歯磨き指導とクリーニングで終了します。その後、定期的にクリーニングをしていきます。
日々のブラッシングがしっかりできていればクリーニングは必要ないのでは、と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。どれだけしっかりブラッシングをしても、完全に汚れは取り切れないのです。歯科医院のクリーニングもセットで、歯周病の悪化予防に努めてほしいと思います。
まとめ
歯周病は管理が必要な慢性疾患です。どれだけ歯科医院でクリーニングをしても、日々のブラッシングがしっかりできていないと歯周ポケットには歯垢がたまります。これは、高血圧症や糖尿病と似ています。前日に味の濃いものを食べても、すぐに高血圧症になるわけでないですよね。スイーツの食べ放題に1回行っただけで糖尿病にはなりませんよね。日々の積み重ねが大切なのです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/岩崎みどり
ライター歴25年以上。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
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