

私は8歳の息子と4歳の娘、夫と暮らす4人家族の主婦です。私の実家は地元九州で代々続く建設業を営んでいます。父は跡継ぎに息子を望んでいたそうですが、長年の妊活の末、生まれたのは娘である私だけ。父は幼いころから酒に酔うと私に「お前は大きくなったら婿養子を連れてきて会社を継いでくれよ」とよく頼んでいました。父は半分冗談だったようで、周囲には「会社は俺の代でおしまいだよ」と漏らしていたそうです。
しかし、父を尊敬していた私は、素直に父の言葉を受け止めて育ちました。10代になるころには「婿養子になってくれる人と結婚したい」と考えるようになっていたのです。
その後、私は学生時代に出会った先輩と縁があり、35歳で結婚を意識する関係に。結婚前、婿養子について打診してみると、先輩は「お前が好きだから頑張ってみるよ」と言ってくれました。
夫は3兄弟の三男だったこともあり、夫の実家の父は「思ってもいなかったことで驚いたが、婿養子に出すことは構わない。でも、たまにはうちにも遊びに来てね」と言って快諾してくれました。夫の母は「婿養子だからって甘えないで、しっかり修行を頑張りなさいよ」と頼もしかったです。こうして、夫が婿養子となり、夫は実家の跡継ぎとなって建設業に励むことになりました。







