エスカレートする娘の要求。そしてついに…
Aさんは気付くと、元々背負っていた両親の介護に加え、娘の出産による娘と孫の世話まで四重のケアをすることが当たり前になっていました。しかも孫が赤ちゃんの時期を過ぎ、2歳を迎えたときにもその生活は続いていたそうです。
看護師の娘は仕事復帰して頑張っていましたが、子どもの朝夕の保育園への送迎もAさん頼り。子どもが病気をしたら通院もAさんに丸投げ状態。さらに仕事のある平日は毎晩Aさんのところへ来て親子で食事を済ませ、夫の分の夕飯ももらって帰っていたと言います。もちろん、Aさんは両親の介護も同時進行なので、体力的にも精神的にもそれはきつい状況でした。
そのころAさんとたまに会うと、げっそりしていて暗い表情をしていました。さすがにその様子を見た周りの人たちも心配するようになりましたが、「娘からは生活費をもらっているからね」と弱気なAさん。そのまま娘のAさんへの行き過ぎた甘えはエスカレートし、ある日ついにAさんは心身共に限界を超え、うつ病になってしまったのです。
見かねたAさんの息子夫婦が関東から迎えに行き、そのまま関東の病院に即入院となったと知ったのは、Aさんと音信不通になり、しばらくたってからのことでした。
まとめ
人がよくてやさしいAさんですが、お願いごとを断るのが苦手な一面があり、特に実の娘からだとなおさらだったため、このような悲しい結末になってしまったようです。この後、Aさんの娘が代わりに祖父母の介護を担い、今まで避けてきた育児とも向き合うことになったのは言うまでもありません。
Aさんはその後無事に退院し、関東から自宅に戻ることができました。この出来事がきっかけで自分を大切にするようになり、家族のお世話はほどほどに息抜きも大事にしながらゆったりと暮らしているそうです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)







