
ある日突然、母から「あんたの荷物、処分していい?」と連絡が来ました。実家を出てから20年ほどたち、生活に必要な荷物は実家には置いてありません。しかし、小学生のときに使っていたランドセル、卒業アルバムなど思い出の品が保管してあります。私は卒業アルバムだけは残してもらうように頼みました。
なぜそんなことを聞かれたのかというと、両親は家にある荷物を見直していました。
母は「あんたのおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなったとき、お母さんが遺品整理をしたのよ。娘の自分からするとどれも思い出深くてね……。捨てるのがつらかったわ」と言いました。たしかにどれも親の形見に思えて、捨てられないだろうなと思いました。







