


小学生のころ、皮膚科で塗り薬と一緒に勧められたのは、まさかの「ブラックライト」でした。紫外線にはメラニンの働きを助ける作用があるそうで、当時は尋常性白斑(白い島)の治療に効果があるかもしれないと考えられていたみたいです。
わが家では、父がすごい勢いでブラックライトを調達。勉強机のスタンドに差し替えて、毎晩おなかに10分間、紫の光を照射することに。
……ですが、子どもの集中力は持ちません。じっとしているのも飽きて、気付けば照射はフェードアウト。そしてその後、母の交通事故や父の入院、思春期の到来で家族の前で着替えることもなくなり……。
白い島のことは忘れ去られました。
痛くもなければかゆくもない白い島。
──私はただ放置……してしまうのでした。
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ブラックライトを当てる治療を始めたものの、10分間が長く感じてだんだんやらなくなってしまったフワリーさん。楽しい10分間はあっという間なのに、退屈な時間は3分でも長く感じてしまいますよね。治療には無理のない工夫や、日常生活に寄り添う継続の方法が大切だと気付かされます。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/林瑠加先生(LIKKAスキンクリニック院長)
慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者の身近な悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療をおこなっている。








