薬とともに取り戻した日常
「普通の生活ができるように薬を飲んでいきましょう。真っすぐ歩けるようになりますよ」と先生に励まされ、大学病院で処方された薬を飲み始めると、不思議なほど効き目を感じました。右手の震えは残るものの、調子が良い日は家族の髪を切ることもでき、料理や洗濯もこなせるようになりました。自転車にも乗れるようになり、少しずつ日常を取り戻せたのです。
ただ、薬の効果が切れると動けなくなり、次の服用後に動けるようになるまで時間がかかるため、薬のタイミングには今も苦労しています。
パーキンソン病と診断されてから8年がたち、薬の種類も量も増えました。この8年間、毎回大学病院まで送り迎えしてくれた母は、たくさんの情報を集め、山中教授のiPS細胞治療にも希望を寄せていました。保険適用になるにはまだ時間がかかりそうですが、医学の進歩を信じて待ちたいと思います。
まとめ
パーキンソン病とともに歩んだ8年。今も不安はありますが、希望を胸に、いつかまた家族の髪を結う日を信じて前に進みます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/渡邊 耕介先生(のげ内科・脳神経内科クリニック 院長)
脳神経内科・頭痛・総合内科・呼吸器科の専門医として、豊富な知識と経験をもとに、風邪、胃腸炎、頭痛、不眠・不安、帯状疱疹などの一般的な病気から、パーキンソン病、アルツハイマー型認知症、ALSのような神経難病まで総合的に診療する街のホームドクター。充実の検査体制を整え、早期発見・早期治療と予防に力を入れている。
著者:植草和美/40代女性・主婦
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)








