一方、B銀行では
私の話を聞いた孫娘は怒り心頭。当選金の預金には、もう1つのB銀行へ行くことにしたのです。
B銀行に到着した私たちは、B田の名刺を差し出しました。ほどなくしてやって来たB田は、先日私とレストランで話をしたことを覚えていた様子。
「あ、あのときの! ご足労いただきありがとうございます!」と元気にあいさつをしてくれました。
そしてすぐに私を個室に案内してくれ、預金の話もスムーズに進行。彼の気持ちの良い接客で、安心して手続きができました。
2人と再会
後日、孫娘と一緒に例のレストランで食事をしていた私。すると、また近くの席にA山とB田がいたのです。
B田は私に気付くと、笑顔でお礼を述べました。しかしA山は、「この人、お前の銀行にも行ったの?」と小バカにしたように私を見ていました。
するとB田はビックリ。「この方は、資産家だよ?」
A山が驚いていると、ひとりの男性が血相を変えて店にやって来ました。その人は、A銀行の支店長のバッジを付けています。どうやらA山を探しているようでした。
そして、私とA山が一緒にいるのを発見した支店長は「遅かったか……」と真っ青になったのです。








