
私は、50歳になってから高級料亭の料理人見習いになった変わり者。そう思われても、大好きな料理を仕事にできることにうれしさを感じながら修行に励んでいます。ところが、その高級料亭の料理長がとんでもない人で……。
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第2の人生は料理人!
その昔、若いころは料理の仕事をしていた私。しかし、事故で腕を負傷してしまったことで包丁が握れなくなり、仕事を辞めざるを得ない状況に……。
しかし私は諦めずにリハビリを続け、腕も元のように動かすことができるように。そして、今回再び高級料亭で料理の仕事をすることになったのです。
私が働き始めた料亭では、「見習いには包丁を持たせない」というルールがありました。そのため当分の間、担当は皿洗い。それでも料亭で働く日々は充実していて、私は満足していました。
料理長は私の料理をしたい気持ちを知っていたので、従業員だけが食べる「まかない」であれば作っていいと言ってくれ、私に料理を作らせてくれたのです。
ところが……。まかないとはいえど、見習いが包丁を握っていることを知った女将は激怒しました。しかし、激怒しつつも毎回しっかり完食していたので、私の腕は認めてくれているようでした。
新しい料理長は…
そんなある日、理解ある料理長が病気で入院することに。高齢だったこともあり、これを機に引退することが決まりました。
そこで新しく料理長に就任したのは、料理長の息子であるA男。もともと、真面目に料理をしている姿を見せたことがないA男は、料理長になった瞬間、仕事をしょっちゅうサボるようになりました。
厨房ではスマホを触ることが多く、まともに仕事をしている様子はありません。母親である女将が来るときだけ、うまくやっているフリをしているのです。
見兼ねた私がそれとなく注意を促しても、「料理長に向かって見習いが偉そうに!」などと暴言の嵐。私以外の従業員もA男にはあきれ返り、ついに女将に相談しようと話し合ったのですが……。








