

子どもたちの夏休みが始まる7月の3連休初日、私は市民イベントにスタッフとして参加しました。持病があり重症化リスクのある私は、人混みで必ずマスクを着けていたのですが、その日はスタッフが皆マスクを外していたので、私も「1日くらいなら」という軽い思いで、マスクをせずに過ごしました。
ところが、その2日後に熱っぽさと体の痛みを感じ、夕方には38度の発熱。翌日、病院で検査を受け、新型コロナと診断されました。その後、熱は39度まで上がり、頭痛、喉の痛み、せき、鼻水、味覚異常と、新型コロナ特有の症状が一度に現れ、数日寝込むことに。発症後3日たって熱が下がってからも、頭痛や体の痛みは1週間続き、さらに喉の痛みとせきは2週間以上続きました。
しかし、本当にしんどかったのは、そうした症状よりも夫の的外れな対応でした。
熱のある妻に夕飯を作ってもらうつもり?
診断を受ける前、発熱した初日に私は夫に家族が食べる夕飯のお弁当と、ゼリー飲料を買ってきて欲しいと頼みました。そもそも、そんな状況の妻を見て「夕飯どうしようか」「何か買ってこようか」と夫の口から出てこないのもがっかりなのですが、頼んでも「えー、買ってくるの? まあ、いいけど、面倒くせえな……」と渋る夫を見て幻滅です。そんな父親を見かねて、体調不良で家にいた娘がかいがいしく私の看病をしてくれました。
翌日、新型コロナと診断されてすぐ仕事中の夫にメールをしました。「しばらくはゆっくり休まないとね」と返事がきましたが、そんな文面に反して夫はその日、手ぶらで帰宅。家に帰ってきても夕飯がないことに気付いた夫は、自分だけ朝食用のグラノーラを食べたそうです。この状況でいったい誰が夕飯を作ってくれると夫は考えたのか疑問ですが、世話焼きの私なら都合よく食事を作ってくれているとでも思ったのでしょうか?
翌日、私はまだ熱が下がり切らず寝込んでいましたが、夫はコンビニのおにぎりを自分と娘の分だけ買ってきました。手ぶらから一歩前進したものの、コンビニのおにぎりが夕飯とは……と、私はうなだれてしまいました。
その間の私の食事はというと、初日に夫に買ってきてもらったゼリー飲料と、病院に行った帰りに自分で買ってきた流水麺とフルーツゼリーだけ。夫が私のために食事を作ることも、買ってくることもありませんでした。








