
38歳の冬、突然片耳の聞こえがおかしくなりました。仕事も育児も全力で走っていた私を襲った病気とは……。
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冬の朝に起きた耳の異変
私はフルタイムで働くワーキングマザーで、毎日がとても充実していました。平日はしっかり働き、休日は子どもとたっぷり遊ぶ、そんな日々にやりがいを感じ、楽しく過ごしていました。けれど、少しずつ体が疲れていることには気付いていませんでした。
そんなある日、冬の朝のことです。急に耳の聞こえがおかしくなりました。テレビの音は水の中で響いているようにぼやけ、自分の声も変に反響して聞こえたのです。
不安に駆られて耳鼻科へ
私は子どものころから耳が弱く、中耳炎によくかかっていたので「またその類かな」と思いました。しかしネットで調べると、「突発性難聴かもしれない」「早く治療しないと聴力が戻らない可能性がある」という記事を目にして不安になり、土曜日でしたが慌てて開いている耳鼻科に駆け込みました。
診断の結果、左耳の低音だけが聞き取れていないとのことで、すぐに投薬治療が始まりました。ステロイド薬を毎日服用しましたが、1週間たっても改善せず、「もう一生このままなのか」と気持ちが沈んでいきました。
その後、ステロイドの点滴や、体内のリンパ液の循環を良くする薬(イソバイドシロップ)も試しましたが、なかなか回復の兆しが見えず、不安と諦めが入り混じる日々が続きました。








