
だんだん年を重ねるごとに体力が衰えていくのは納得できます。でも、「それって更年期じゃないの?」と言われると少し悲しくなります。「まだまだ若いのに」と思っているからだと思いますが、50歳を過ぎたころの出来事には本当に更年期であることを実感させられました。私が体験したのは今まで経験したことのない「半端ないだるさ」。そんなつらい症状をどうやって克服したのかをお話しします。
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動きたいのに動けない!?突然の重力

「半端ないだるさ」を初めて経験したのは、50歳を過ぎた夏の終わりごろです。私の仕事は外での作業が多いので、夏の季節は特にバテてしまいます。でも、そのときはいつもの「バテ」と全然違っていました。
仕事中にもかかわらず倒れてしまい、その後、しばらくは起き上がれなくなりました。まるで体が鉛になったようで、手を動かすことにも抵抗があるくらいでした。でも、働かなくてはいけないと必死に自分に言い聞かせて、無理やり体を起こして仕事をしたのを覚えています。
だるくて仕方がなく、夕飯の準備もできません。リビングのソファに寝そべったまま家族に謝るしかできませんでした。脱水症状を疑って水分をとるなどしましたが、少しだけ気分が紛れただけであまり変わりはありません。
だるさはつらかったのですが、家族に怠けているんじゃないかと思われることが嫌でした。そして、いつもくたびれている「お母さんの姿」も子どもに見せたくありませんでした。
そんなだるさは何日も続くときもありますが、数日に1回というときもあります。こうなる理由もわからず、かといって病院に行くのもなんだか気が引けました。そしてあるとき、ふと思ったことがありました。
これが更年期症状?受け入れたくなかった私

「これって、更年期のせいじゃないの?」。更年期の時期は閉経前後の5年間を指すそうなのですが、当時はそのことを知らず、私が更年期に突入するのはもっと先のことだと思っていました。
でも、生理が終わった時期から少しずつ体調に変化があり、自分も更年期になってもおかしくないんだと思うようになりました。でも、変なプライドが邪魔をして、そのことをとても受け止められませんでした。別に大量の汗はかかないし、特にイライラもありません。鉛のように体が重くなった感じがするだけです。
どうにか対処したいので、いろいろとネットで調べてみました。更年期症状は急なのぼせや冷え、肩凝りなどたくさんあることがわかりました。そして、私のようなだるさも症状であることがわかりました。そんな症状を理解した途端、変なプライドも吹っ切れて、「じゃあ、しょうがないな」と思うようになりました。







