
風邪のような症状が続いた後、突然耳が聞こえなくなった私。音のない世界に取り残された恐怖と、その後の診断までの体験をお伝えします。
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突然訪れた「無音の世界」
微熱やせき、鼻水といった風邪のような症状が続いて2週間ほどたったころ、のどの痛みや鼻水の量が増えてきたと感じました。そんなある日、片耳に違和感が出て、あっという間に「耳の聞こえが悪い」という状態に変わってしまったのです。
翌日にはさらに悪化し、驚くことに両耳がまったく聞こえなくなっていました。隣で眠る人の寝息も、寝返りの音も、テレビの音も、水の流れる音も、電子レンジの「チン」という音さえも反応できず、後ろに誰かが立っていてもまったく気付きませんでした。
原因不明の不安と焦り
慌てて近くの病院に行くと、すぐに総合病院への紹介状を書いてもらうことになり、先生から「このままでは聴力が戻らなくなる可能性があります。急いで行ってください」と念を押され、そのまま向かいました。聴力検査では大きな低下が確認されたものの、原因は特定できず、「突発性難聴」として薬をもらい経過を見ることになりました。
聴力は2週間ほどで固定されてしまう可能性があると聞き、焦りと恐怖で胸がいっぱいになりました。音がまったくない世界は想像以上に不安で、夜も落ち着きませんでした。








