
結婚を機に始まる義実家との付き合い。それまでとは違う人間関係を築く必要があり、価値観や習慣の違いに悩む方は少なくありません。今回は「夫の伯母宅での食事会」「義実家の常識」、「横柄な義父」に関する3つの体験談を紹介します。
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期待していたのと違う…?

結婚前のあいさつで、夫の伯母宅を訪れたときの話です。ワクワクしながら伯母夫婦と対面し、あいさつもそこそこに食事に招かれました。伯母には持病があると聞いていたので、食事の準備は大変だったろうなと感謝の気持ちでいっぱいでした。
テーブルにはすでに料理が並んでいて、これから始まる和やかな食事会に期待が膨らんでいたのですが……。しかし、私は目の前に並んだ料理を見て一瞬戸惑ってしまいました。おもてなしの席にしては、少し寂しい内容だったのです。もしかしたらまだ他に料理があるのかもと思い直し、夫や伯母夫婦と一緒に食事を始めました。
夫は「おいしい」と言っていましたが、私が口にしてみると、食材本来の味が消されているものや、少し気になるにおいがするものもありました。大皿で提供されていたので、他の料理が出てくることを期待しながら、数口ずつ食べて、あとはご飯でどうにかおなかを満たしました。
正直なところ、食材の鮮度が気になったものもあり、もし自分が料理をする立場だったら、もっと違うふうに調理してあげたいと思ってしまいました。でも、伯母は持病を抱えながら一生懸命作ってくださったのだと思い、感謝の気持ちを忘れずに食事を終えました。
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この経験を通して、誰かを自宅に招いて食事をするということは、思っていた以上に難しいことだと感じました。大人になってからは、自宅に人を招く機会がなかったので、今回の出来事は私にとって大きな学びとなりました。もし次に伯母宅で食事をする機会があれば、出前を取るか、皆で持ち寄り形式で料理を作って楽しめたらいいな、と思っています。
著者:町田こう/30代女性・パート
義母が毎晩のように迎えに…

初めて夫の実家で同居を始めたときのことです。義実家の鍵は特殊なタイプらしく、複製するには費用がかかるとのことで、私は常に鍵を持っている夫と一緒に行動していました。
私が仕事をしていた当時は、最寄りの駅までは義父か義母が車で送り迎えをしてくれ、帰宅時は夫と一緒に戻るという生活が続きました。最寄り駅から家までは歩くと少し距離がありましたが、バスも通っていたため、毎日車で送迎があることに正直驚きました。
義姉や義妹も同様で、義父母は彼女たちが仕事に出る時間帯には、やはり送り迎えをしていたようです。特に義姉は仕事の都合で終電近くに帰宅することが多く、夜遅くに歩かせるのは危ないという理由で、義母が毎晩のように迎えに行っていました。その姿を見て、驚くと同時に「義母の愛情は本当に深いのだな」と感じました。
また、食事に関しても驚くことがたくさんありました。義父母が昔から好んで食べていたということや、義妹が栄養士の資格を持っていることも関係しているのか、食卓には決まったメーカーのお米や納豆、味噌などが並んでいて、それらに強いこだわりがありました。
食に対して特にこだわりがなかった私でしたが、その影響で次第に「食べ物の選び方」に敏感になっていったように思います。
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自分の実家との違いに戸惑いつつも、家庭ごとに「常識」や「当たり前」があることを実感しました。そして、そんな環境の中で育った夫は、義母の深い愛情をたっぷり受けてきたのだと改めて感じました。一緒に暮らす中で、いろいろと手をかけてもらえることはありがたく思う一方で、「自分の居場所」や「役割」があることで、人はより自然体でいられるのかもしれないと、ふと感じました。
著者:山本亜由美/30代女性・主婦








