
4人の子どもを育て上げ、ようやく育児を終えた私。長年専業主婦として家庭を支えてきましたが、「もう一度社会に出てみたい」と思うようになりました。そんなとき、知人の紹介で出版社のパート募集を知り、思い切って応募してみることにしました。
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育児を終え、再び社会へ
25歳で結婚し、子育て中心の生活を続けてきた私。子どもたちが全員独立し、時間に余裕ができたことで、「第2の人生をスタートさせたい」という気持ちが芽生えました。昔から本や言葉に関わる仕事に憧れていたこともあり、出版社での仕事に挑戦することにしたのです。
そこは知人が働いている会社だったこともあり、安心して面接に向かったのですが──。面接室で出迎えたのは、40代くらいの男性社員。私を一目見るなり、驚いたような顔をしました。
「うちはエリートしか雇わないんですよ」
名刺を渡された男性社員は、私の履歴書をざっと見て、苦笑いを浮かべました。「高卒でずっと専業主婦だった方なんですね。うちは基本的に大卒以上の方を採用しているんですよ」と、やや見下したような口調。
たしかに私は特別な経歴ではありません。けれど、資格取得が趣味で、漢字検定や語学関連の資格を複数持っていました。それでも彼は「パートとはいえ、もう少し“学歴のある人”に来てほしかった」とつぶやき、正直ショックでした。








