ピリピリモードの上司に振り回され退職

私が在籍していた職場では、休み明けの月曜日が特に仕事量がたくさんあります。さばかなくてはいけない資料がたくさんあり、電話もかかってきます。トラブルも起きれば、A上司に相談しなくてはならないことも出てきます。
自分自身で解決できる仕事ならいいのですが、A上司に相談しなくてはいけない案件は悩まされます。A上司にお伺いを立てないといけないからです。特に忙しくなる月曜日は、A上司は常にイライラして言葉使いも粗々しくなり、態度も忙しいモード全開……。誰も近寄らせない雰囲気を作っているのです。
ミーティングでは、「何でも相談してください」「協力していこう」「自分だけでできることを増やそう」など、聞こえが良い言葉ばかりを並べています。それでも職場の皆は、仕事だからと頑張っていました。
ところがある日、スタッフの1人が出勤してきませんでした。なんと、突然退職すると言うのです。皆、驚いていましたが、それから定期的に1人、また1人と退職していきました。私は、A上司から気に入られていましたが、実は辞めた人からは「A上司はいじめのような仕事をしている」という理由で退職すると聞いていたのです。
私もA上司の振る舞い方を良くは思ってなかったのですが、かわいがっていた若手をそのような目に遭わせていたことを知り、もちろん良い気分はしませんでした。
どんどん人員も減り、仕事量も激務となり、A上司からの私への当たりもエスカレートしていきました。皆、大変な思いで仕事をしてましたが、繁忙期を迎えたころに私は退職しました。さらに激務になったA上司は今、何を思うのでしょうか。
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仕事は大変だと思いますが、1人では仕事はできません。そこに上司も部下も関係ないのではないかと思います。皆で協力して助け合いながら、仕事をする大切さを学びました。
著者:戸川さえ/40代女性・会社員
イラスト/きょこ








