
結婚や子どもを通じた付き合いをきっかけに、ママ同士がつながる「ママ友」。親しくするうちに相手の意外な一面が明らかになり、トラブルに発展してしまうことも……。ママ友との間で起きた、3つの驚きのエピソードを紹介します。
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矯正下着のマルチ商法だった

結婚してすぐに住み始めた社宅で、少しずつ顔見知りが増えたころに同じ職場の先輩Aに自宅でのお茶会に誘われたときのお話です。
お茶会には他にも数名のママと未就園児の子どもたちも来ていて、とてもにぎやかでした。すると、突然そのママたちに囲まれた私。テーブルにはカラフルなパンフレットが置いてありました。
そのお茶会で集まっていたメンバーは、なんと先輩Aが主催する矯正下着のマルチのサークルだったのです。そして女性ばかりのその場で、突然2人の中年女性が服を脱ぎ出しました。それを見せながら、先輩Aが「ほら、これを着るとこんなにきれいなプロポーションになれるのよ!」と、満面の笑顔で言ってきたのです。
その矯正下着は、「フルセットで30万円くらいだけど、友だちを紹介すると次からは安く買えるよ」と、先輩Aの説明が続きます。かくいう私は、矯正下着など必要ない元アスリート。「とてもそんなお金はないですよー」とごまかし、逃げ帰って夫に報告しました。
それから3カ月後、先輩Aをはじめとするお茶会のメンバーの夫たちは、バラバラに転勤させられた上、新任地でもブラックリスト入り。夫たちは、もう昇進は見込めないとのことでした。
私の住む社宅では、マルチなどの商行為をしてはいけないという規約があったのです。それ以上に、「至近距離で下着姿を見せられるのは正直つらかった」というのが本音でした。
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社宅だけの話ではなく、女性同士の付き合いは広く浅く、距離を見極めてからお友だちになるのがコツだと思いました。この出来事をきっかけに、いきなり距離感を詰めてくるのは、「何かしら下心があるのだろう」というレーダーが働くようになりました。
著者:青島みかん/50代女性・主婦
イラスト/ゆる山まげよ








