「一番ダメージが来そうな方法で足止めしてやった」
その夜、共通の友人から電話がありました。
「大丈夫?(夫の名前)が『一番腰にダメージが来そうな方法で足止めして、ゲーセンに来てやった!』って笑ってたよ。彼、腰の痛みを知らないんだろうね。いつか自分が同じ思いをしたとき、ちよちゃんのつらさがわかるよ」
その言葉を聞いて、「今すぐ離婚」の選択肢が頭をよぎっていたものの、「そのときが来てからでも遅くない」と、気持ちを落ち着けることができました。
夫が帰宅してから「明朝、病院に連れていってほしい」とお願いしましたが、「家族なんかのことで男が仕事を休めるわけがないだろう。世間知らずにもほどがある」と強い口調で突っぱねられてしまいました。その後、ようやく自力で起きられるようになるまで2週間ほど、腰の痛みは1カ月以上続きました。
まとめ
数年後、夫は会社のスポーツ大会で腰を痛めました。あのとき私が味わった痛みを、夫が自分の身で経験したとき、ようやく私のつらさに気付いたようでした。けれど、だからといって過去が帳消しになるわけではありません。
この出来事を通して、私自身も「人にしたことは、いつか自分に返ってくるかもしれない」ということを痛感しました。その後、夫とは別の道を歩むことになりましたが、あの日の痛みと涙は、現在築いている新しい家庭を温かいものにするための大切な土台となっています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦
イラスト/Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)








