息子に背負ってもらって病院へ

金曜の夜ということで、深夜まで友だちとオンラインゲームをしていた息子。ゲームを終えて寝ようとしたとき、たまたまトイレに行きたくなって廊下に出たところ、トイレから聞こえる私のうめき声に気付いたのだそう。
おなかが痛くて動けないことと夫を起こしてほしいことを伝えると「わかった、すぐに起こして救急車も呼ぶね!」と息子は素早く行動してくれました。か細い声で助けを求める私の声を聞いた息子の行動により、私は九死に一生を得たのでした。改めて本当に運がよかったと思います。
その後、息子は寝ていた夫をたたき起こし、救急に連絡してくれましたが、自宅に到着するまで30分はかかると言われてしまいました。幸いにも夜間救急をしている病院が自宅から車で15分の場所にあり、「この時間なら、救急車を呼ぶより車で夜間救急へ駆け込んだほうが早い」という夫の判断により、車で病院へ行くことに。
痛みで動けない私は、息子に車まで背負ってもらい、夫の運転で夜間救急へ運ばれました。夜が明けるまでは点滴と痛み止めで難をしのぎ、翌朝詳しく検査をしてもらった結果「急性虫垂炎」と診断され緊急入院となったのでした。
医師には虫垂炎を完治させるなら手術が必要で、1週間の入院が最善策と言われましたが、私は週明けから授業があるため、仕事を休めず薬で炎症を抑えることを選択。虫垂炎の痛みがまた来たらどうしようという不安はありましたが、今のところ再発はしていません。
まとめ
今回、息子の機転で幸運にも病院へたどり着けましたが、もしあのとき息子が寝ていたら……と思うと、今でもゾッとします。「便秘はいつものこと」という思い込みが、いかに危険であるかを身をもって知りました。
手術で虫垂を取り除いたわけではないため、今後も再発の可能性があります。この経験を教訓に、これからは「いつもと何かが違う」という体のサインを見逃さず、自分の体調にしっかりと気を配っていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
取材・文:山本さつき/30代・ライター。パパが大好きな息子と毎日格闘している。たくさんの情報をわかりやすく伝えるべく、日々スキルを磨いている。
イラスト/おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








