市販薬を飲んでも治まらず病院へ
薬が効いていたのは数時間ほどだったようで、その後、熱が上がってきて体を動かすことすらつらい状態になってしまいました。それでも「膀胱炎だろう、市販薬を飲めばいつもは治まっている」と思って、苦しいながらも放置してしまいました。
しかし、38~39度台の熱が続き、腰が痛くて起き上がることができなくなり、発症3日目にして病院へ行くことにしました。もう体を動かすことすらつらい状態でした。
かかりつけ医に行き、血液検査をおこないました。その日には結果がわからなかったのですが、「腎盂腎炎(じんうじんえん:腎盂やその周辺の組織が細菌によって炎症を起こす病気)であろう」ということで、抗生物質を点滴で投与してもらいました。横になっても座っていても体中が痛い。今までこんな経験をしたことがなかったので、どうなってしまうのだろうかと不安になってしまいました。点滴が終わるころには体がラクになったように感じました。
点滴が済むと体調自体は落ち着いてきて、すぐに熱は下がり、トイレに行く回数は減ってきました。それでも痛みは変わりません。ちなみに血液検査の結果はやはり腎盂腎炎で、数値的には入院も考えなくてはいけないほどだったそうです。数日間の治療で落ち着いてきていたこともあったので、入院はしませんでしたが、細菌を抑える抗菌剤という薬で治療をおこないました。そして細菌がなくなったか検査し、再発していないか確認をしてやっと完治となります。
トイレが今まで通りできるようになるまでには10日ほどかかり、その後、検査で菌がなくなったことが確認されるまで3週間ほど時間がかかりました。菌がなくなったことが確認できないと完治とは言えないと医師が言っていました。
まとめ
私が経験した腎盂腎炎は、膀胱炎を繰り返す人に起こりやすく、特に女性が多いと医師から説明を受けました。そして、トイレを我慢しないことが一番の予防になると改めて教えられ、どんなときでも無理しないよう心がけています。
これまでは「いつもの膀胱炎だろう」と自己判断してしまうこともありましたが、腎盂腎炎は悪化すれば入院治療になる可能性もあります。この経験を機に、膀胱炎にならないように気を付け、膀胱炎のような症状を感じたらすぐに病院に行くようにしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています







