何かと気にかけてくれる同僚

もともと人見知りで、職場でも所属部署でもあまり仲の良い人がおらず、孤立していた私。そんな私に、やさしく接してくれる人がいました。
同年代で明るく仕事もできる同じ職場のAさんは、私を何かと気にかけてくれて、飲み会に誘ってくれたり、職場の旅行でも一緒に行動してくれたりと、本当にやさしく接してくれました。私は自然とAさんの人柄に惹かれ、人としてとても好きになっていました。
ところが、Aさんが別の部署へ異動することになりました。送別会の席で、私は悲しさのあまりお酒を飲み過ぎてしまい、「Aさんのことが好きだから異動が悲しい! もっと一緒に働きたかった!」と泣いてしまったのです。
するとAさんは「私も離れるの寂しいよ」とやさしく言ってくれて、私は感極まって涙ながらにAさんに抱きついてしまいました。やさしく受け止めてもらえたものの、後から振り返ると完全に暴走していて、かなり恥ずかしかったです。
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当時はまだ20代前半で若かったこともあり、お酒が進むと気が緩みがちでした。今は30代になり、あのときの経験を思い出すたびに、もう少し節度ある飲み方をしようと思うようになりました。それでも、あのとき受け止めてくれたAさんの存在は本当にありがたく、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
著者:徳田芽衣/30代女性・会社員
イラスト/きょこ
まとめ
同僚とのランチや飲み会などで、予想外の失敗をしてしまうと気まずいですよね。しかし今回の体験談のように、恥ずかしい失敗も相手の寛大な対応や、その後の自分の誠実な姿勢で、かえって絆を深めるきっかけになることもあります。失敗を恐れるだけでなく、そこから何を学び、どう次へつなげるかが大切だと教えてくれるエピソードでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








