
数年前、忙しさに追われていた私は、ある日突然、思いがけない病気を告げられました。日々の疲れを「年齢のせい」と思い込んでいた私が体調の異変に気付くまでの体験です。
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疲れが取れない毎日と見落としたサイン
当時は毎日残業続きで、朝から晩までパソコンに向かう生活を送っていました。休日も疲れが抜けず、少し動いただけで息切れがするようになっても、「仕事の疲れがたまっているだけ」と自分に言い聞かせていました。
しかしある日、突然心臓が激しく鼓動し、手の震えが止まらなくなったのです。怖くなって近所の内科を受診すると、先生から「念のため血液検査をしましょう」と言われ、その日のうちに採血を受けました。
告げられたまさかの病名
数日後、検査結果を聞きに行くと「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう/甲状腺ホルモンが必要以上に分泌され、新陳代謝が過剰になる状態)ですね」と告げられました。初めて聞く病名に頭が真っ白になり、しばらく先生の話が耳に入ってきませんでした。
体が疲れていたのではなく、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されていたせいで、動悸や息切れが起きていたのです。さらに、急に体重が減っていたのもその影響だと知りました。
その後、専門病院を紹介され、薬での治療が始まりました。定期的な通院と血液検査を続け、副作用に悩まされることもありましたが、少しずつ数値が安定。徐々に日常生活を取り戻すことができました。








