
専門学生のころ、地元のカフェでアルバイトをしていました。夕方のシフトでは同年代の仲間が多く、明るく楽しい雰囲気で働けていました。しかし、長期休みに入り初めて昼のシフトに入ったとき、職場の空気が一変したのです。
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昼シフトの“お局”との出会い
昼の時間帯には、厳しいと有名な女性スタッフ(お局)がいました。初日、私は緊張しながらも「おはようございます。よろしくお願いします!」と元気にあいさつしました。ところが、お局は私を一瞥(いちべつ)しただけで返事もせず、無視。
その後も数カ月の間、質問をしても「はぁ? なんでこんな子に教えなきゃいけないの」「専門学生って考える力ないの?」といった嫌みを言われ続けました。毎回、胸が痛くなるような日々でした。
思わぬ逆転の瞬間
ある日、お局と2人で作業をしていたときのことです。お局が「3番テーブルの男性客には私が行くから、あなたは行かないでね」と強い口調で言いました。私は指示に従い、ぼんやりとその様子を見ていました。
ところが突然、その男性が席を立ち、真っすぐ私の方へ歩いてきたのです。驚く私の前で男性はこう言いました。
「以前、祖父がこの店に来ていて、あなたのことをすごく褒めていました。年上の女性に嫌みを言われてもめげずに頑張っていたって。僕も応援したくて来ました」
そう言って笑顔で去っていった男性の姿を、お局は険しい顔でにらみつけていました。その後、お局からの無視は続いたものの、嫌みを言われることは二度となくなりました。








