真相が明らかに
話を聞くと、主要取引先から「部長では話が通じない。担当を代えてほしい」と強く言われたそうです。それで初めて、私が日々おこなっていた取引対応や調整業務を、部長がすべて自分の成果として報告していたことが発覚したとのこと。
社長は「君がいないと仕事が回らない」と涙ながらに言ってくれましたが、私は静かに「申し訳ありませんが、戻るつもりはありません」と伝えました。
私は、虚偽の報告をしていた部長にも、きちんと確認をせずに信じた社長にも失望しました。そして、あの新人たちも最後まで謝ることはなく、社内の雰囲気が良くなる未来はとても想像できませんでした。
その後、会社は取引先を失って経営が悪化したと聞きます。一方の私は、妹が経営する会社に転職し、信頼できる仲間と再スタートを切ることができました。
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身内びいきや一方的な判断は、組織を弱体化させる原因にも。どんなに小さな会社でも、「事実確認を怠らない」「全員に公平に接する」姿勢が信頼関係を築くカギなのかもしれません。まさに「誠実さこそが最大の信頼」だと痛感する出来事でしたね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








