まさかの方法で帰ってきた夫
「もしもし、奥さんですか? 警察です」
その瞬間、全身の血の気が引きました。最悪の事態を想像し、寒さよりも恐怖で、体の芯から冷えていくのがわかりました。
「はい、(夫の氏名)の妻です」と震える声で答えると、警察官の方がこう続けました。
「旦那さん、車道で寝ていたんです。危ないので、今からパトカーでご自宅まで送ります。15分後くらいに玄関先まで出てきてください」
まずは無事であることに安心しながらも、申し訳なさでいっぱいになり、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝るしかありませんでした。電話の向こうからは「大丈夫だから〜!」と陽気に叫ぶ夫の声が響き、その場にいないのに、顔が火照るような恥ずかしさを感じました。
その後、警察の方が夫をパトカーで自宅まで送り届けてくれました。玄関先で「この人物の身元を引き受けます」という書類に、私は頭を下げながら署名しました。その横では、夫が側溝に向かって嘔吐したかと思えば、私が電話番号を記入しようとしているのを見て「俺の番号なら言えるぞ!」と言わんばかりに大声で言い出す始末。警察の方にもあきれられ、私は謝罪の言葉を繰り返しながら、恥ずかしさでその場から消えてしまいたい気分になりました。
不幸中の幸いと言える点は、財布やスマホなどの貴重品はすべて無事だったことです。
まとめ
まだまだ忘年会シーズンはこれから続く夫に「お酒は控えて」と言ったところで、「飲み会も仕事」と一蹴されるのはわかっていました。そこで、「路上で寝ていたら、今度こそ貴重品か命がなくなるかもよ」と伝えたところ、飲み過ぎた日はタクシーで帰宅するようになりました。
今はそれぞれ別の家庭を築いていますが、お酒の席に出かけるときにはいつも「待っている人がいる」という意識を忘れずに過ごすようにしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※AI生成画像を使用しています








