婦人科で告げられたまさかの診断

専業主婦ということもあり、久しぶりに健康診断を受けました。すると、「貧血」との結果が。医療機関への受診を勧められましたが、自覚症状がなかったため、正直なところ「このまま放っておいてもいいかな」と思っていました。
そんな私ですが、思い当たることが1つありました。2年ほど前から、生理の際に塊のようなものが出るようになっていたのです。そこで、ネットで「貧血」「生理」「塊」などのキーワードで調べてみたところ、「子宮筋腫」という言葉にたどり着きました。不安になり、婦人科を受診することを決めました。
健康診断の結果には「内科を受診」と書かれていましたが、自分としては婦人科系の疾患ではないかと感じていたので、内科と婦人科の両方を掲げている近隣のクリニックへ行きました。診察では内診もおこなわれ、結果として5cmの子宮筋腫が見つかりました。
医師からは「手術するほどの大きさではない」と言われ、まずは薬で様子を見ることになりました。経血量が多いこともあり、生理を止める治療を勧められました。
しかし、私は40代に入っていたため、ピルは血栓のリスクがあるとのことで使えず、「レルミナ」という薬を処方されました。この薬を使うと一時的に閉経状態になり、生理が止まるとのこと。ただし、骨粗しょう症のリスクがあるため、服用期間は半年に限られているそうです。
面倒と思わず受診してよかった
その後の選択肢としては「ミレーナ※」を子宮内に装着する方法を提案されました。一度装着すると5年間効果があるため、「このまま閉経まで逃げ切れたらいいですね」と医師に言われ、実際に「逃げ切り療法」という言葉もあるそうです。
※子宮内に装着するT字型の避妊具で、黄体ホルモン放出型子宮内システムとも呼ばれている。
もともと生理が重かった私にとって、生理が止まること自体はとてもありがたいことでした。正直、健康診断の結果を見たときに「面倒だな」と思っていた自分がいたのですが、今回きちんと受診して本当によかったと感じています。
まだ貧血が完全に治ったかどうかは次の診察でわかる予定ですが、以前より体のだるさが取れてきたような気がしています。
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振り返ってみると、経血の多さや生理の異変をもっと早く相談していれば、筋腫もここまで大きくならなかったのでは……と少し後悔もあります。それでも、今こうして治療が始められていることに、ホッとしています。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:水口かかお/40代女性・主婦








