スマホ画面に写り込んだ「顔」

大学生のころ、サッカーサークルの合宿で山間部にあるコートへ出かけたときのことです。友人たちと芝生の上でくつろいだ後、みんなで写真を撮ることになりました。ふと撮った1枚を見返してみると、そこには私のスマホの画面がはっきり写り込んでいて、その部分に「顔」のようなものがぼんやり浮かんでいたんです。
最初は気のせいかと思っていましたが、後日アルバイト先の先輩に何げなく見せたところ、先輩は急に真剣な面持ちになり、「霊感の強い知り合いに相談してみる」と言い始めました。
電話を取ったその知り合いは、何も説明していない段階から「画面に写った写真だね」と言い当てた上で、「強い怨念がこもっているから、送らないで。すぐに消したほうがいい」と警告してきたのです。さらに「写真に関するデータはすべて消して、『私には何もできません』と念じれば大丈夫」と教えてくれました。正直、半信半疑でしたが、その場で写真のデータをすべて削除し、「私には何もできません」と心の中で念じました。
思いも寄らない展開に、当時は震えるほど驚きました。しかし、言われたとおりに行動したことで少し気がラクになった気もします。何が写っていたのか本当のところはわかりません。けれど、今では撮影時にスマホの画面が写り込まないよう少し気を付ける程度で、あまり深くは考えなくなりました。
あのとき、不安に押しつぶされずにきちんと対処しておいてよかったと、思っています。今は不思議な体験として記憶に残ってはいますが、対処できたことで大きな安心につながりました。
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何が写り込んでいたのかは定かではありませんが、この写真が私に残したものはとても大きいものでした。恐怖に震えながらも、言われたとおりにデータを消し、気持ちを落ち着かせることで、穏やかな日常を取り戻せたと感じています。
著者:渡部ゆり/20代女性・主婦
まとめ
予期せぬ恐怖に見舞われた2つの体験談を紹介しました。現実の訪問者であれ、説明のつかない現象であれ、突然の災厄には冷静な対処が求められます。 1人目の体験のように、最終的には自力で向き合わなければならない厳しい現実もあれば、2人目のように、他者の助言によって心の平穏を取り戻せることもあります。いずれにせよ、恐怖と向き合い、適切な行動を起こすことが、日常を取り戻すための一歩となるのでしょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








