
ある日、背中に小さなしこりのようなものを感じました。最初は「寝違えたかな?」と軽く考え、特に気にせず過ごしていました。ところが数日後、その部分が赤く腫れ、触れるとズキズキと痛むようになっていきました。
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突然の破裂と衝撃のにおい
背中は自分で見えにくい場所のため、鏡で確認してもよくわからず、「そのうち治るだろう」と思い込んでしまいました。
そしてある夜、シャワーを浴びていたときのことです。背中から「プツッ」とした感覚が走り、次の瞬間、粉瘤が破裂しました。
独特の脂っぽいにおいとともに膿が流れ出し、思わず叫んでしまいました。慌てて夫を呼び、「どうしよう!」と取り乱したのを今でも覚えています。
医師の診断と処置
翌日、皮膚科を受診すると、医師から「粉瘤(ふんりゅう:皮膚の内側に角質や皮脂が袋状にたまることで発生する良性のしこり)が破裂するとこのにおいが出るんですよ。すぐに切開して中をきれいにしましょう」と説明を受けました。
局所麻酔のもとで切開・排膿の処置を受け、施術自体は短時間で終了しました。しかし、破裂の衝撃とにおいのインパクトは強く、帰宅後もしばらく恐怖感が残りました。
まとめ
この出来事をきっかけに、私は普段から背中など見えにくい部分の変化にも注意するようになりました。粉瘤は小さなしこりから始まり、破裂すると強い痛みやにおいを伴うことがあります。今では「少しおかしいな」と感じた段階で病院を受診する習慣がつきました。体の異変を軽視せず、早めに対応することの大切さを実感した体験です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:上田愛子/30代女性・会社員
イラスト/おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)








