食生活で特に注意したいことは?

現在は脂質異常症の基準値を超えていなくても、閉経に向かうにあたり、これまでと同じ生活をしているとリスクが高まってしまいます。
「まず気を付けて欲しいのが食生活です。よく、体のことを考えて揚げ物は控えているという方を見るのですが、揚げ物を毎日食べる人はほとんどいないと思います。むしろ大切なのは、
毎日何げなく口にしているものに脂肪が含まれているのを知ることです。
特に多いのが、乳脂肪を多くとり過ぎているパターン。朝はトースト、昼はピザ、間食にクッキー、ドリンクはカフェオレ……といった場合、かなりの乳脂肪をとっています。パンやお菓子を手作りする方はわかると思いますが、かなりのバターやマーガリンを使用しているからです。
一切とってはいけないということではなく、毎日食べているものに乳脂肪が多く含まれていることを意識して、頻度を減らすだけでも効果があると思います」(駒形先生)。
まとめ
50代は、閉経という体の大きな変化に伴い、生活習慣のリスクが表面化しやすい時期です。最新の調査で「50代女性の約4割(39.8%)」がLDLコレステロールの基準値を超え、その割合が「40代(18.5%)の2倍以上」であるという事実は、決して他人事ではありません。
リード文の「特に暴飲暴食していないのに」という疑問に対し、駒形先生の「揚げ物より、パンやカフェオレに潜む乳脂肪」という指摘は、大きな「気付き」です。自覚症状がないからこそ、健康診断の結果を「体からの重要なサイン」として真摯に受け止め、日々の何げない食習慣から見直す「学び」のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/mido
ライター歴25年以上。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。








