
小学生のころ、母のアイラインが妙にギザギザしているのを見て「なんで鏡をちゃんと見ないんだろう」と思っていた私。ところが最近、その言葉がまるでブーメランのように自分に返ってきました。まさか自分のアイラインがこれほど下手だとは……。年齢を重ねた今だからこそ笑える、母娘のメイク事情を振り返ってみました。
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あのころの母のガタガタアイライン
小学生のころ、母のアイラインはいつも少しだけガタガタしていました。黒々としたラインがまぶたの上で波打ち、左右の太さもまばら。私はメイクする母の姿をこっそりのぞきながら「もう少しちゃんと見ればいいのに」と思っていました。
メイクというのは大人の象徴。子どもながらに、母がその大人の儀式を少し失敗しているように見えたのです。
けれどあれから時がたち、今や私もアラフォーに。朝の支度中、ふと小学生の長女に呼び止められました。
「ママ、そのアイライン……浮いてるよ?」
鏡を見てもピンと来ません。なのに娘は笑いながら「パンダみたいになってる!」と指摘するのです。あのときの母と、今の私がきれいに重なった瞬間でした。
目の焦点は合わず、まぶたは垂れてくる
思えば、最近どうにもアイラインが引きにくくなっていました。目を細めても焦点が合わず、鏡の中のラインがぼやけます。しかも年々まぶたが主張を増し、筆を滑らせるたびに線が予想外の方向へ。結果、目尻が二股に分かれたり、黒い線がまぶたのシワに埋もれたり。
「これ、母もこんな感じだったのかも……」。そう思うと、妙にしみじみしました。あのころの母もきっと、見えない視界やまぶたのたるみと格闘していたのでしょう。








