義母から届いたおさがり…中身に絶句

私の息子は、両家にとって初めての孫でした。家族皆が誕生を心待ちにしており、特に義母は「夫やきょうだいが子どものころに使っていたものがたくさんあるから、ぜひ孫に使ってほしい」と話してくれました。
新品をそろえるのもいいけれど、思い出の詰まった品を大切に引き継ぐのもステキなことだと思い、その申し出をありがたく受け取ることにしました。
ところが、実際に義実家を訪れて品物を確認してみると、その保存状態に驚いてしまいました。カビやシミが目立ち、清潔に使える状態ではなかったのです。申し訳ない気持ちになりながらも、「これはちょっと……」とやんわりお断りしました。
そして息子が生まれてすぐ、再び義母から「子ども服もたくさんあるから送るね」と言われました。前回のこともあり少し不安に思っていたのですが、ほとんど一方的に、大量の衣類が家に届きました。
開けてみると、やはり状態は思った以上にひどく、デザインもかなり昔のもので、今の感覚とは合わないものばかり。中には、夫のきょうだいの名前が大きく記された下着まで混ざっていて、どう扱えばいいのか戸惑ってしまいました。
「不要なら処分してかまわない」と義母からは言われていたため、心苦しく感じつつも、すべて処分することにしました。
◇◇◇◇◇
後になって知ったのは、義母は物をなかなか手放せない性格だということ。当時は戸惑いばかりでしたが、今思えば、義実家の整理を手伝う機会があればよかったのかもしれないと思うようになりました。
著者:林田亜也/30代女性・パート
イラスト/さくら








