
結婚式は一生に一度の晴れ舞台です。ドレス選びから演出、ゲストへのおもてなしまで、新郎新婦は入念な準備を重ねます。しかし当日、予想もしないアクシデントに見舞われてしまうことも……! いざというとき、どう挽回したのか? 2人の体験談を紹介します。
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結婚式直前にトラブルが重なる

結婚式当日、私たちは晴れやかな青空に恵まれ、まさに最高のスタートを切るはずでした。ところが、チャペルへ向かう直前、夫が緊張のあまりおなかを壊してしまったのです。
控室で顔色を失って座り込む夫を見て、私は「なんで今日に限って……」と、頭を抱えました。なんとか式には間に合いましたが、今度は私のドレスの背中のファスナーが上がらないという事態に。式場スタッフの方々が総出で応急処置をしてくださり、ギリギリのタイミングで準備が整いました。
ようやく挙式が始まった……と思ったのもつかの間。今度は牧師の方の名前が、アナウンスでまったく別の名前で紹介されてしまい、ゲスト席からは小さなくすくす笑いが起こりました。
今思い返せば、予定通りに進んだのはケーキ入刀くらいだったかもしれません。それでも式後には、「とても温かくて印象に残る式だったね」と、多くのゲストから声をかけていただきました。
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完璧な1日ではありませんでしたが、あのときの慌ただしさや笑いが、かえって心に残っています。思い通りにいかないことが重なった1日でしたが、それを一緒に笑い合える相手がそばにいたことが、何よりの幸せだったと今でも感じています。
著者:須藤美咲/30代女性・会社員
イラスト/マキノ








