
閉経が近くなると生理の周期や量に変化が出てきます。ただ個人差があるので、想像と違う形で生理が止まったり再開したりして、驚いてしまうことも。更年期の生理ではどんなことが起こるのか、3人の体験談を紹介します。
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妊娠?突然止まった月のもの

私が更年期に差しかかったのは、45歳のころでした。周りの友人たちからは「出血がひどい日がある」「生理が来たり来なかったり、不規則で困る」といった話を聞いていたので、私も同じような道をたどるのだろうと、漠然と思っていました。
ところが、私の場合はまったく予想外の形でそのときが訪れたのです。45歳を過ぎたある月、いつも通りに生理が終わったかと思うと、翌月から何の兆候もなく、ピタリと来なくなりました。
「もしかして、妊娠…?」
一瞬そんな考えが頭をよぎりましたが、身に覚えがありません。何が起きたのかわからないまま、生理のない状態が続き、それから間もなく、今度は別のつらい症状を伴う更年期の日々が始まりました。
更年期の始まりがみんなと同じだと思っていた私にとって、この経験は本当に不思議な出来事でした。後に婦人科でこの話を先生に伝えると、「へぇ、そんなこともあるんだね」と、にこやかに言われたのです。
◇◇◇◇◇
医師のひと言で、人の体は本当にそれぞれなのだと実感し、少しだけ気持ちが軽くなったのを覚えています。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:千田幸子/60代女性・主婦
イラスト/マキノ








