経緯を伝えることに
翌日、私は両親とともに系列店の責任者へ事情を伝えるため再び足を運びました。クレームをつけたいわけではなく、あくまで「昨日の対応に不安があり、予約変更の経緯を説明しておきたい」という気持ちからです。
責任者の方は丁寧に話を聞いてくださり、店員の接客に関して心当たりがある様子で「内部でも改善に向けて指導を進めている」と説明してくれました。私たちが農家であり、系列店へ野菜を納品していることもお話しすると、「取引先に不快な思いをさせてしまったのは本意ではない」と深く頭を下げられました。
私としては、納品内容や取引条件を変えるつもりなどまったくなく、ただ状況を共有し、今後の改善をお願いできれば十分でした。責任者の誠実な対応に安心し、その場は気持ち良く終了しました。
その後
後日、偶然その店舗の前を通りかかった際、問題の店員が責任者と話し合っている様子が見えました。詳細はわかりませんが、接客について再指導を受けているようでした。私たちが求めていたのは罰ではなく、改善。お店としても同じ方向を向いてくれていると感じ、ほっとしたのを覚えています。
一方、私はというと、彼からプロポーズを受けました。これからは両親の農家を手伝いながら、家庭を築いていく予定です。
--------------
外見や人によって態度を変えられるのは、誰しも良い気持ちはしませんよね。接客の現場だけでなく、誰が相手でも常に誠実に対応できるよう、心がけたいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。








