予想外の言葉と見返りの要求
ラーメンを食べ終えると、A山さんは「自分には合わなかった」とだけ言い、さらに「良い評価を書いてほしければ、それ相応の対応が必要だ」と、曖昧ながら見返りのようなことを口にしました。
私は迷いました。もし高く評価してもらえれば、廃業を避けられるかもしれない……。しかし、見返りを前提にした評価を求めることには抵抗があり、「正直に感じたことを書いてください」と伝えました。
すると彼は不満げな様子で店を出ていきました。
女性客が教えてくれたある事実
A山さんの来店から1週間。依然として店は静かなまま。廃業を考え始めたころ、小柄な女性のお客さまが来店し、醤油ラーメンを注文しました。
ラーメンを出すと、その女性はひと言。「思っていたのと違いました……良い意味で」。驚く私に、女性は続けて教えてくれました。
「とあるブログで、この店の衛生状態や味について厳しい内容が書かれていました。でも実際に来てみたら、まったくそんなことはありませんでした」
どうやら、A山さんのブログには事実とは異なる記述があったようでした。女性はラーメンを食べ終えると、「私はグルメ関連の運営会社で働いています。正直、根拠のない評価でお店が傷つくのは放っておけません。応援させてください」と言ってくれました。








