
私は夫と2人で暮らすアラフォーのパート主婦です。夫は穏やかで、私の気持ちにもよく寄り添ってくれます。ただ、近くに住む義母とは価値観の違いからすれ違うことが多く、私が同居を選ばなかったことや、子どもがいないことを気にしている様子があり、会うたびに気持ちが沈むような言葉をかけられることがありました。
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義姉と比較され続けて…
義母はよく家に立ち寄ります。私がパート休みの日には長時間滞在することもあり、「早く子どもを考えなさい」「家事はもっとしっかりしなさい」などと、私には少しきつく感じられる言葉が続く日もありました。
しばらくすると、義母の話題は同居している義姉夫婦のことになり、「長男の嫁はよく動く」「家事も子育てもじょうずにこなす」といった話が繰り返され、私は心の中で比べられているような気持ちになりました。
あるとき思い切って、「同居していない分、私たちは毎月できる範囲で仕送りを続けています」と伝えたことがあります。しかし義母は受け取り方が違ったようで、「お金の話だけされても困る」と強い口調で返され、うまくかみ合わないまま会話が終わってしまいました。
誕生日祝いの日に起きたこと
ある日の夜、義母から「来週、夫の実家で義父の誕生日を祝うから来てほしい」と連絡がありました。「準備もあるから少し早めに来て」と言われ、私は夫より先に義実家へ向かいました。
当日、早めに到着すると義母と義姉が楽しそうに食事の準備をしており、私は掃除や片付けなど、できそうなことを探して動いていました。
夕方になってキッチンの様子を見に行ったとき、義母から予想外の言葉が飛んできました。
「材料が足りないから、あなたは自分の分を買ってきてね」
驚きましたが、その場の空気を乱したくなかったので、私は近くのスーパーへ向かいました。
買い物中、夫から「今、義実家に着いたよ」と連絡があり、私も急いで戻りました。ところが、玄関の鍵が開きません。義母から預かった鍵が合わなかったようで、家に入ることができず、私は夫に連絡しました。
「玄関に入れないみたい……」
夫はすぐに状況を確認し、義実家で義母に話を聞いた際、私が食事を買いに行くよう言われたことも知ったようです。夫は戸惑いと怒りが入り混じった表情で、「今日はもう帰ろう」と私に伝えました。
その後、夫も家に戻ってきて、静かにこう言いました。
「これまでつらい思いをさせてごめん。僕の家族とは距離を置くことにした。仕送りもやめる」
夫の言葉を聞き、胸の奥にたまっていた苦しさが少しずつほどけていくようでした。








