お願いじょうずが夫を育てる=夫婦円満の秘訣
最近では、お昼にラーメンを作ってくれたり、食事が済んだらお皿を片付けてくれたり、だんだん家事にも慣れてきました。私はしなくていい家事が増えた上に自由時間も増えて、夫が仕事をしていたころとなんら変わらない自由さを感じています。ただ私が体を壊してしまい、外での仕事は辞めなくてはならなくなりました。また家での仕事だけに戻りましたが、それでも夫は相変わらず家事をしてくれています。
私がこの1年で気付いたことは、「お願いじょうずが夫を育てる」ということ。これまでは頼むより自分でしたほうが早いし、面倒がないと考えていました。でも、今は「脱衣場の棚が欲しいなぁ~」とか「今日は布団を干さなきゃ」とか「換気扇を洗わなきゃ」などとつぶやくと、「僕がやるよ」というようになったのです。
そのおかげで私の家事の負担がずいぶん軽減されました。自宅でのパン教室がない日は、午前10時から午後4時まで執筆活動にも専念できています。今では私のほうがちょっと家事を手抜きしているような気分になることさえあります。
まとめ
時には、夫がしてくれる家事にちょっとクレームを入れたくなることもあります。でも、そこは目をつぶっています。「これまでわがまま勝手にしてきたから、これからは君の喜ぶことをすると誓ったんだ」と言ってくれた夫の言葉や、苦手でも頑張ってくれていることがうれしいから。
暮らしていく中で、お互い気に入らないこともあったりします。でも、「夫を育てる」つもりで始めたことが、結果的に「夫のやさしさ」を再発見するきっかけになりました。
お互いを思いやる気持ちが何より大切で、夫婦の絆を強くするのだと学ぶ日々です。夫婦で過ごす時間とお互いの個人の時間をハッキリと区別しつつ、感謝の言葉を伝え合う。これが、定年後の長い時間を仲良く暮らす秘訣なのかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:若村よしこ/50代女性。更年期真っただ中で若干不調。毎年の人間ドックの結果が怖くなり、この症状にはこの食べ物がいいとテレビの健康番組が言えば試している。料理大好き、パン職人、ライターのお仕事も楽しんでいる。
イラスト/すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています








