
おなかにこぶし大の粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状ののう腫ができ、皮膚から出た皮脂や角質などの老廃物が袋の中にたまってできた腫瘍)ができて病院を受診しました。大きい粉瘤だったので不安はあったものの、そんなに大変な治療にはならないだろうと思っていたのですが……。
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思いがけない選択
粉瘤の治療は、そんなに時間のかかるものではないと思っていました。ところが医師からは「通院なら毎日2時間の点滴を3カ月以上、入院なら毎日6時間を1週間」どちらかを選ぶように言われました。どちらを選んでも時間の負担が大きい治療計画に、すぐに答えは出せませんでした。
通院か入院かで揺れた気持ち
毎日2時間の通院を3カ月以上続けるとなると、仕事や生活に影響が出そうで、不安が募ります。逆に入院なら1週間で終わるものの、1日6時間の点滴はかなりの拘束時間に思えました。どちらにも不安はありましたが、早く治したい気持ちが強く、私は入院を選ぶことにしました。
まとめ
短期間で治療を終えることを最優先したい気持ちが決め手となり、最終的に入院を選びました。当初は粉瘤の治療について簡単な処置で済むという認識でしたが、長期的な点滴治療という選択肢を知ることで、治療の負担は病状だけでなく治療法によって大きく変わるという学びを得ました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
【久野先生からのアドバイス】
粉瘤が急激に大きくなったり、痛んだり、においを発する場合は、内部で細菌感染(蜂窩織炎:ほうかしきえんなど)を起こしている可能性が高く、単なる手術だけでは治りません。
今回のように「点滴による長期治療」が必要になるのは、感染が重度で、抗生物質を静脈から大量に投与する必要があるためです。炎症が進行するほど、治療の期間や負担(入院、点滴時間)は大きくなります。粉瘤は放置せず、小さいうち、または痛みが出る前に皮膚科を受診しましょう。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
著者:土門マリコ/60代女性・会社員
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)








