
「えっと、あきこです」と訂正したとき、胸の中に小さな引っかかりが残りました。義母に名前を間違えられるのは以前からあったのに、その場の空気がいつもと少し違って感じたのです。そのとき生まれたわずかな違和感を、私は言葉にできないまま受け止め続けていました。
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義母とのやりとりの中で感じた変化
結婚して3年になりますが、義母は私の名前をよく間違えます。最初のころは「すみません、あきこです」とその都度伝えていました。義母は悪気なく「ごめんね」と明るく笑うのですが、同じことが何度も続くうちに、訂正を口にする前に一瞬ためらいが生まれるようになりました。
夫が苦笑いした瞬間に感じた距離
先日も義母から「さきちゃん、これどうぞ」とお土産を手渡され、隣で夫が「また間違えてるよ」と苦笑いしていました。私は義母と仲が悪いわけではありません。それでも、繰り返される呼び間違いに気持ちがついていかなくなり、「言っても変わらないのかもしれない」と感じることが増えていました。結局その日も、「ありがとうございます」とほほ笑むしかありませんでした。








