
臨月に入ったある日、夫と電話で話していると、夫は「今度、母さんが遊びに来るから東京の実家に付き添っていく」「友人の家に遊びに行ってくる」などと、長距離を移動する予定を次々と話し始めました。私の里帰り先までは片道6〜7時間。
さらに「会社の人たちが俺の育休前の送別会をしてくれるから週末飲んでくる」「最近お酒にハマって毎日晩酌してるよ」と笑いながら言う夫。
私は、いつ産気づいてもすぐに来られるようにと、必要な準備をまとめたタスクリストまで渡していました。しかし、その重要さが伝わっていなかったこと、そして「もし今日の夜に産気づいたら、来られないのでは?」という現実にがくぜんとしました。
出産の2カ月前に里帰りしていたこともあり、「せめて臨月前に済ませてほしかった」という思いが込み上げました。義母も私の状況を知っているはずなのに……と、心の中で複雑な気持ちが渦巻き、ひとり涙が出ました。








