夫婦で違っていた出産の解像度
落ち着いて考えてみると、私と夫では「出産への理解の深さ」がまったく違っていました。
妊娠が判明したときから、私は日々おなかの変化を感じながら、寝転びながらスマホで情報を調べ、何度も読み返し、出産までの流れを具体的にイメージしていました。
一方、夫は、出産や乳幼児期のリアルな部分ではなく、子どもが小学生・高校生になった未来の話を楽しそうに語ることが多いタイプ。
仕事で残業もあり、家事も私がいてもいなくても一定程度こなしてくれてはいますが、その状況で私と同じ解像度を持つのは難しかったのだと思います。両親学級も一度きりの参加でした。
「もっと自分でも調べてほしい」という気持ちもありましたが、ひと呼吸おいて、私は夫にこう伝えることにしました。
「私が調べた内容を順番にまとめて伝えるね」
「今こう思っているから、こうしてほしい」
言葉にして伝えることから始めることにしたのです。
言葉にして初めて伝わる今の状況
実際に伝えてみると、夫は何度も「え、そうなの? 聞いてなかった」と驚くばかりでした。そして、私がおしるしが出たと連絡したときには、「それって何? 今から帰ったほうがいい?」と、これまでにないほど緊張した声で聞かれ、思わず力が抜けて笑ってしまいました。
私は落ち着いて伝えました。「これは出産が近いサインだよ。まだ来なくて大丈夫。破水か陣痛がきたら、そのときは落ち着いてタスクを済ませて向かってきてね」
夫婦といっても、2人とも“親1年生”。「指示待ちの夫を甘やかしている」という声もあるかもしれませんが、お互いに得意・不得意があり、それを補い合うのが夫婦だと感じています。
まとめ
臨月の不安と孤独の中で、夫との温度差に涙した日もありましたが、言葉にして気持ちや状況を伝えていくことで、少しずつ理解は深まりました。これから子どもを育てていく中で、山も谷も避けて通れません。だからこそ、丁寧に伝え合いながら歩んでいく パートナーでありたいと感じた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:水野ぼん/30代女性・主婦
マンガ/へそ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)








