
通学中の満員電車で、今でも忘れられない出来事がありました。静かな車内で起きた小さな騒動は、私の中に強く残る学びと感動をもたらしました。
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満員電車で抱いた違和感
ある朝、私はつり革につかまって立っていました。向かいの席には中年の男性と女子高生が座っており、その男性が女子高生にしつこく話しかけ続けていました。
女子高生は明らかに困った表情で、周囲の乗客も気まずそうに視線をそらしたり、落ち着かない様子でした。それでも誰も声をかけることができず、車内には重い空気が流れていました。
静かに場を変えた若い男性のひと言
その雰囲気が変わったのは、次の駅で乗ってきたスーツ姿の若い男性が状況を目にした瞬間でした。若い男性は迷う様子もなく中年の男性に近づき、「やめてもらえませんか」と静かに、しかしはっきりと注意しました。
中年の男性は最初こそ文句を言っていましたが、若い男性が一歩も引かない姿勢を貫くと、しばらくして黙り込み、そのまま次の駅で降りていきました。車内にはふっと安堵の空気が広がりました。








