
私は、もうすぐ50歳になるパートの清掃員です。毎日体を動かしながら、オフィスを清潔に保つ仕事にやりがいを感じています。現在も、とある企業のオフィスを担当しているのですが、最近中途採用で入社した22歳の女性社員が、少し扱いに困る存在で……。
★関連記事:「半額にできないなら全部キャンセルで」強気な新社長が、契約を軽視した末に味わった予期せぬ結末
注意しただけなのに、思わぬ反応が返ってきて
その新人・A子さんは、とにかくデスク周りが散らかっていました。床には食べこぼし、机の上には書類と紙くずが混在。ある日、重要そうな書類にチョコレートの汚れが付いているのを見つけ、思わず声をかけました。
「汚れているけれど、大丈夫ですか?」
あくまで心配してのひと言だったのですが、彼女は顔をしかめて「は? おばさんがやったんでしょ。A子、ダイエット中だもん」と言い放ったのです。初めてまともに会話をした相手に対して自分の名前呼びをすることにも、正直驚かされました。
床の汚れについても「自分じゃない」と言い張り、非を認める様子はありません。私は教育係ではありませんし、ほかにも作業があったため、それ以上の口出しはせず、その日は黙って清掃を終えました。
「これは、上司がどう対応するのかを見届けたほうがいい」
そう判断したのです。
仕事ぶりにも疑問を感じる場面が
翌日も、A子さんのデスクは前日と変わらず散らかっていました。本人が席を外していたため静かに清掃していると、近くの社員さんたちの会話が耳に入りました。
「A子さんの書類、誤字が多すぎる」
「専務の娘だって本人が言ってたよ」
「だから誰も注意できないのか……」
そんな声が聞こえた直後、A子さんが戻ってきました。彼女は私を見るなり、「おばさん、ちょうどいい。このコピー30枚やっておいて」と書類を押し付けてきました。
「私は清掃員です。自分の仕事はご自身でお願いします」
そう伝えると、「はぁ? 従ったほうが身のためじゃない?」と高圧的な態度。思わず書類に目をやると、表紙には「企画提安所」と書かれていました。どう見ても「企画提案書」の誤りです。








