思わず出た“本気の返し”
帰宅後、私は義母に連絡をしました。すると義母は、当然のようにこう言ったのです。
「私のことは、あなたが介護するのが当たり前でしょ?」
思わず私は、明るい声で答えました。
「わかりました。じゃあ、これから介護の準備を進めましょう」
電話越しに戸惑う気配を感じつつ、私は続けました。「おむつ替えの練習もしておいたほうが安心ですよね。車椅子も必要になったら準備しますし、食事も介護用のものに切り替えましょう。体にもやさしいですから」。すると義母は、「い、今の私にそんなことは必要ないわ!」と慌てた様子で電話を切りました。
それ以来、義母は以前よりもお酒の量を控えるようになったようです。外で問題を起こすこともなくなり、夫からも「気を付けているみたいだよ」と聞いています。どうやら、あの電話の話が「現実になるかもしれない」と思ったことが、相当こたえたようでした。
ずっと「何とかしなければ」と思い悩んでいた義母の問題でしたが、結果的には無理に責めることなく、本人が考え直すきっかけを作れたのだと思います。これからも、義母が自分の体と向き合いながら生活できるよう、できる範囲で見守っていきたいです。
--------------
義母の性格や本音を理解していたからこそ思いついた、絶妙な切り返しでしたね。頭ごなしに否定するのではなく、「自分事」として考えさせたことで、義母自身が生活を見直すきっかけになったのかもしれません。無理のない距離感で支え合う姿勢が印象的でしたね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部、AI生成画像を使用しています。








